書評・読書記録 書評:弘也英明『厭犬伝』 弘也英明『厭犬伝』を読みました。2007年の日本ファンタジーノベル大賞受賞作。著者は立教の文学部卒だから私の後輩ですね(学科は違います)。初めて書いた小説が本作で、それでファンノベ大賞受賞。これ1作限りで活動を停止という、なかなかの人物です... 2021.06.27 書評・読書記録
書評・読書記録 書評:中村弦『天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語』 2008年の日本ファンタジーノベル大賞受賞作です。近代日本を舞台にした連作短編形式のゴシック小説ですね。マジックリアリズム系イントルージョン・ファンタジーが圧倒的に強いこの賞では珍しいかもしれません。作者の中村弦は本作受賞でのデビュー時に4... 2021.06.26 書評・読書記録
書評・読書記録 書評:高丘哲次『約束の果て:黒と紫の国』 高丘哲次『約束の果て:黒と紫の国』を読みました。 2019年の日本ファンタジーノベル大賞受賞作です。 最初に結論。これぞファンノベ大賞! という小説です。 今の日本でファンタジー小説というと、まずは「小説家になろう」系のものが想像されますね... 2021.06.21 書評・読書記録
小説 金蓮花『蝶々姫綺譚』と朝鮮ファンタジーとポストコロニアル文学 金蓮花『蝶々姫綺譚』(コバルト文庫1995)入手。作者は在日朝鮮人3世でこのシリーズは朝鮮ファンタジーという、少女小説でも珍しいもの。ちなみにこれが彼女のデビュー作ですが、文章はめちゃくちゃ上手い!! です。90年代後半のコバルト文庫を代表... 2021.06.15 小説書評・読書記録
アート&デザイン 読むのに時間がかかるマンガが好き こないだ買ってみた「青騎士」というマンガ雑誌をパラパラ眺めてて思ったんですが、キャラがウェブマンガみたいなテンプレじゃないから、読むのに時間がかかるんですよ。ウェブマンガが圧倒的にテンプレベースなのは、今の消費者は新しいものを好まないのと、... 2021.06.12 アート&デザインインターネット文化コミュニケーションサービス開発書評・読書記録
書評・読書記録 山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』:ライト版『ノルウェイの森』 山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』読了。とても短い小説だったので1時間もかからずに読めました。第41回文藝賞受賞作。私はいわゆる純文学はほとんど読まないので、それ系統のものを読む時にはいつも「なるほどこれが純文学か!」と唱えながら読んで... 2021.06.10 書評・読書記録
評論 尾身バッシングというビジネスモデル 尾身という人は医者の立場からはこう見える、こう考えるということを言っているだけだと思うのですが、まるで彼が新型コロナ対策の最高責任者で全権限を掌握しているみたいに考えている人が多いような気がします。全権限を掌握して対策を決定しているのはスガ... 2021.06.04 評論
書評・読書記録 トネ・コーケン『スーパーカブ』とおっさん粒子理論 『ガンゲイル・オンライン』既刊10冊のうち9巻までをあっという間に読破した息子が、トネ・コーケン『スーパーカブ』を読みはじめて「スーパーカブは良いよ。癒やされる」とか言い出した。スーパーカブ (角川スニーカー文庫) 価格:704円(税込、送... 2021.06.04 書評・読書記録