書評・読書記録 異形を求める 現代は日本史上、最も文芸が活性化している時代だと思います。その原動力となっているのがウェブ小説投稿サイトです。誰にも読みきれないような膨大な数の小説が日々投稿されている。たまにランダムでそうしたものを読んでいるのですが、色々な意味で勉強にな... 2019.08.31 書評・読書記録評論
書評・読書記録 熊野聡『ヴァイキングの経済学 略奪・贈与・交易』書評 熊野聡『ヴァイキングの経済学 略奪・贈与・交易』(山川出版社 2003)著者は一橋大学の経済学研究科を出て名古屋大学の教授をされていた方です。経済学博士。専門領域は古代から中世にかけての北欧の経済史ということになるようです。この本は中世北欧... 2019.08.26 書評・読書記録評論
アート&デザイン 愛知トリエンナーレ「表現の不自由展・その後」の中の人たちも案外、俗っぽい振る舞いをしてたのね 長文かつ載せられる情報は全部ぶち込んだインタビューなので、情報が整理されていなくて読みづらいことこの上無いが、以下の3点は重要だと思いました。一言で言えば、「表現の不自由展」の作家やキュレーターも、誠実さという点ではちょっとどうかという振る... 2019.08.26 アート&デザイン評論
書評・読書記録 涼元悠一『青猫の街』書評 今日はキャンプ用折りたたみ椅子を2脚、本革に張り替えて、少し昼寝をして、本を1冊読みました。涼元悠一『青猫の街』(新潮社、1998)1998年の日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞受賞作です。この年の大賞は山之口洋の『オルガニスト』。当時は今... 2019.08.25 書評・読書記録
インターネット文化 国産ファンタジーに頻出する「常備軍としての騎士団」という矛盾がちょっとつらい 国産ファンタジーに頻出するのが、常備軍としての騎士団という存在だ。まいどまいど俎上に載せて申し訳ないが、「グイン・サーガ」でも多くの国家が首都に常備軍としての騎士団を駐屯させている。近年のウェブ小説でも、常備軍としての騎士団という組織は見つ... 2019.08.24 インターネット文化書評・読書記録評論
書評・読書記録 グイン・サーガの便衣兵 国産ファンタジーではかなり古い(でもまだ続いている)グイン・サーガ。主人公グインの国、ケイロニアの首都の人口が300万人とかいう凄い設定なんですが(歴史上、初めて人口300万人を越えた都市は19世紀末のロンドンで、近世以前はバグダッドとかイ... 2019.08.23 書評・読書記録
アート&デザイン M.シャプティエ ヴィオニエ コトー・ド・ラルデッシュ ドメーヌ・デ・グランジュ・ド・ミラベル ビオ 一昨日のインターンシップ同窓会では、その後、TNTから日本リカーに移られた方のご厚意で、なんと6種類ものワインの飲み比べが出来ました。これは最初に飲ませていただいたもの。M.シャプティエ ヴィオニエ コトー・ド・ラルデッシュ ドメーヌ・デ・... 2019.08.23 アート&デザイン観光
アート&デザイン noteのユーザーエクスペリエンスがVERY BAD 松永正樹先生の繰り返しの勧めでnoteにアカウントを作ってみて、たまーにブログの記事を転載している。noteというものが何なのかもよくわからなかったのだが、しばらく使ってみた感想は、そうだ、例によってあれだ。匿名SNS。日本人が大好きなやつ... 2019.08.23 アート&デザインインターネット文化コミュニケーションサービス開発