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柔らかい権力の到来を待ちながら(4)

4:敢えて微笑んでみる  さて。私の言いたいことはもうおわかりだと思う。要は、もっと巧妙にやられてはいかがかということだ。考えてもみて欲しい。目を三角にしてドアを叩いている訪問者が現れれば、誰でも警戒する。私ならインターホンで応対するに留め...
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柔らかい権力の到来を待ちながら(3)

3:結城幸司の挑戦  さて、チャド船長がこうした話をしてくれたシンポジウムには、現在、北海道でアイヌ文化復興活動に活発に取り組み続けている、とある人物も顔を出していた。名を結城幸司という。前出の結城庄司の息子である。  結城幸司はホクレアの...
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柔らかい権力の到来を待ちながら(2)

2:したたかなるハワイ先住民たち  ここで私が思い出すのは 、何人かの先住民族 の友人たちである。こちらも私の生業ではないのだが、やはり縁あって私はここ数年間、ハワイ先住民やアイヌと関わってきた。そのハワイ先住民もアイヌも1970年代には激...
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柔らかい権力の到来を待ちながら(1)

1:ある種の「日本手話」言説に感じる疲労感  特にそれを生業としているわけではないし、生業になる可能性も殆ど無いのだが、縁あって日本のろう教育やろう者コミュニティをテーマとする研究を続けている。だから、そうしたテーマに関連する文章には基本的...
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アイヌ工芸二人展PART3

ツール・ド・モンブラン出場権を見事に手に入れたトレイルラン病患者、S氏御夫妻の全面応援を得て引っ越しを何とか済ませました。そういえば10年くらい前には、まだS氏夫人になる前のJUNちゃんの引っ越しを私が手伝ったこともあったんですよねえ。人生...
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『アイヌ式エコロジー生活』

今日は本の紹介です。 さとうち藍『アイヌ式エコロジー生活:治造エカシに学ぶ、自然の知恵』小学館、2008年  ご存じ浦川治造エカシを主人公にした2冊目の本です。『アイヌの治造』がエカシの半生を描いた伝記だったのに対して、こちらは主にエカシの...
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釧路川でイタオマチプ進水式

北海道ウタリ協会の釧路支部が建造したアイヌの航海カヌー「イタオマチプ」の進水式があったそうです。  これ、このまま博物館に入れずにちゃんと使ってあげてほしいですね。
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先住民族サミット参加者と行くシレトコ(知床)・アカン(阿寒)先住民族エコツアー

続きましては、去年の横浜のシンポジウムでも話をしていただいた藤崎達也さんがやっておられる知床の先住民族ツーリズム。こちらにもツアーが出るそうです。それも、先住民族サミット出席のために来日される世界各地の先住民族の代表の方々と一緒に知床に行っ...