教育

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周囲に頼るのもまた勇気

今月はやたら沢山の学生や卒業生に(もちろん講義以外で)会った一ヶ月でした。中退した教え子にも会えました。 そこで感じたことなんですが・・・・池袋の駅を降りて立教通りを歩き、池袋キャンパスに入ると、そりゃもう皆さん生き生きと楽しそうに笑って歩...
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学生バイトという時間と機会の浪費

現代アート作家の椿昇さん(京都造形大教授  )が息子さんの教育方針について以下のようなことを書いておられました。 大学の学費は自分で出させる。 その替わりにバイト一切禁止で、遊興娯楽費やソフト代は全部黙って渡す。 これは立派な見識だと思いま...
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9月の卒業式

半年卒業がズレた子の門出を祝って来ました。 夜でしたがちゃんとモリス館前で晴れ着姿を撮影しました。 3年前にはただの怪しいフランス人だった奴が今はプロカメラマンになり、他の連中もそれぞれ社会人として働いて給料貰って家賃払って中身は随分大人に...
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杉本博司『苔のむすまで』書評:世界の杉本とそれ以外の有象無象の立教生を分けるもの。

杉本博司『苔のむすまで』(新潮社2005)他1冊読了。 杉本博司は立教の大先輩で、なおかつ日本出身の写真家・現代アート作家としてはグローバル市場で上から4番目くらいに売れているという凄い人(彼の上にいるのはもちろん村上隆・草間彌生・小野洋子...
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『ラノベのなかの現代日本』書評

波戸岡景太『ラノベのなかの現代日本』(講談社現代新書2003)読了。著者は文学研究者で明治大学理工学部の人社系講座の准教授だそうです。 内容が無いよう・・・・とまでは言わないですが、内容薄いですね。元々、文学研究で単一のテクストや著者を扱う...
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反ハンスリック・サウンド・システム

ラウシェンバーグの「ブロードキャスト」にインスピレーションを受けた息子が制作を始めた謎のミクスドメディア作品。 ようやく、全貌が見えてきました。 ラジアタパイン集成材を500*250*15mmに切り出して芯芯380mmでフォステクスの8セン...
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キュレーション概念のポップ化とポスコロの忘却について。

難波祐子『現代美術キュレーターという仕事』(青弓社2012)読了。 今やネットのバズワード化したキュレーションという概念がアートの世界でいつ頃どのようにして生まれ、どのように発展してきたのか、我々のような美学芸術学方面の研究者ならまあ何とな...
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実はゲキレツ競争慣れしている「ゆとり世代」

昨日モザイクをかけて報告した外資系企業の新人の育て方と併せて考えてみたいこと。 内資系の、それこそ50年100年と続いているような名門企業に採用された、どう考えてもトップレベルというゼミOGたち(OBって書けないorz)が早くも「目標が見え...