伝統的航海術

伝統的航海術

博士論文にホクレア号のことを書く奴

私事ですが、5年ほどかけて趣味で書いていた博士論文が完成したんで、昨日、大学の事務に出してきました。まあ、高級外車を一台買うのと同じくらいのお金がかかる趣味ではありましたが、楽しかった。満足ですよ。  それで、論文そのものはハワイにも航海術...
伝統的航海術

すべての装備を知恵に置き換えること

マウ・ピアイルック師の直弟子である石川直樹さんの最新エッセイ集です。  石川直樹『すべての装備を知恵に置き換えること』(晶文社、2005年)  ご存じかと思いますが、石川さんは現代日本を代表する若き大冒険家。山に海に砂漠に森そして空に、石川...
伝統的航海術

環太平洋インナーネット紀行―モンゴロイド系先住民の叡智

今日は本の紹介です。  星川淳『環太平洋インナーネット紀行―モンゴロイド系先住民の叡智』NTT出版、1997年  ご存じ、日本で最初にナイノア・トンプソンという人物を詳しく紹介された星川淳さんの本。アラスカやオーストラリアや屋久島、北米など...
伝統的航海術

激レア資料ゲットだぜ!

また買ってしまいました・・・・・。  Edward Dodd, "Polynesian Seafaring", Dodd, Mead & Co. 1972.  1972年といいますから、ポリネシアの伝統航海術の研究書としては最初期のものです...
伝統的航海術

もう少し西へ

大内青琥さんの訃報を機に、もう一度『おじいさんのはじめての航海』を読んでみました。  この本は読ませどころ満載の名著なのですが、今回私が注目したのは、ヤップ島を出て北に向かったペサウ号の航海のディテールです。ペサウ号はユリシー環礁をかすめて...
伝統的航海術

Brendan’s Voyage

以前紹介した「Brendan's Voyage」のペーパーバックが届きました。  しかし、ここ数日忙しくてあまりこういったものを読む時間が取れない。忸怩たるものがありますが、実は今日は他にも面白そうな本が何冊か入荷していまして、これはちょっ...
伝統的航海術

記憶の歌を間違えずに歌うエクセルを望む

今日は一日中、エクセルシートにデータを打ち込んだり、打ち込んだデータを解析ソフトにかけたりしておりました。数学ソフトがver.中2迄しかインストールされていない私の脳みそにはかなりの負荷がかかる作業なので、オーディオからは和み系の音楽です。...
伝統的航海術

風の道を抜けて

新着資料紹介です。 Patrick Vinton Kirch, On the road of the winds: An Archaeological history of the Pacific Islands before Europe...