批評

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パレスチナ問題について私が現代アートで皆さんを教育してあげましょう

現代アート世界の一部で盛り上がっているパレスチナブーム、今回の戦争が始まる前はまったくパレスチナだのガザだの取り上げていなかった人たちがここぞとばかりにガザをテーマにした作品を作り展覧会を企画し、まあそこまではわかるにしても、いきなり「パレ...
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現代アートコンペの多様性をどう押し広げたり狭めたりするのか

あるアートのコンペの講評会のログを見たら、ほぼ審査員の好みに合うかどうかで勝ち負けが決まっているように思えました。 ま、そんなもんですよ。 ペーパーテストみたいに1点刻みで得点が客観的に出てくるものでない限り、最低限これは無いだろうみたいな...
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サンドラ・ヘゲダスのパレ・ド・トーキョー撤収とファッションとしてのサポート・ガザ

長年パレ・ド・トーキョーに大口の寄付を入れてきた篤志家のサンドラ・ヘゲダス(ユダヤ人)が、パレ・ド・トーキョーの直近の企画展「WORRIED PAST: MUSEUMS, EXILE AND SOLIDARITY」が親パレスチナ勢力による暴...
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Where is Care?

知人の大学の先生(文学部で教授で博士号持っている)が西美の現代アート展を見に行って、最初の方は興味深かったけど中に座れるとこすら無く、(加藤の言うように)大学の文化祭の学生のポスター展示を延々見せられる感じでちょっと体調が悪くなったと苦笑し...
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日本の現代アートは都心で一過性のブームになっているだけなんじゃないか

日本の文化コンテンツは凄いんだよ。奈良時代から。 日本のコンテンツが凄いのはもう奈良時代からずっとで、外国にも日本美術のコレクターはいっぱいおるし、日本美術コレクションがウリの美術館もあるし、浮世絵の程度の良いやつはオークションで凄い値段つ...
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Boys’ Club Culture in Japanese Contemporary Art Village

日本の「現代アート社会」についてあれこれ日本語で書くようになって(旧ツイッター時代を含めて)もう5年以上になるけれど、私の書くことに対する反応って明確で、そこにあるBoys' Club Culture(男子校の部室ノリ)に親和的な人ほど(女...
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美術手帖が引き起こす勘違い

美術手帖の最新号、世界のアーティスト2024という特集を眺めたんですが、ポリティカル系の人しか出てこないのが色々勘違いを引き起こしている気がしました まず美術手帖の編集部が執筆依頼してるのが清水知子や山本浩貴や近藤銀河やチンポムの人という時...
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東京現代アート論壇は何故ガザには夢中なのにロシアは見て見ぬふりなのか。そこ気になる。

川重にイスラエル製品キャンセルを要求するならエレナ・トゥタッチコワにもロシアをキャンセル要求しようって言われたらどうします? 山本浩貴による飯山由貴らのアクションの擁護論文 飯山由貴はそもそも西美のオファーを断るのが筋だっただろうという意見...