ステアリング・スウィープに関する予備知識

 ステアリング・スウィープについては公式ブログ日本語版にまとまった解説も出ておりますが

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 ホノルル・アドバタイザー紙のテンブラッゲンケイト記者もステアリング・スウィープについては気になったようで、色々と取材した記事が出ました。

 まずサイズ。長さが7メートルから10メートル強。直径は10センチから13センチほど・・・・・の木製の棒の先端に、まあパドルとかオールのような平べったい板状の部分がある。パドルブレード部分は幅60センチ強、長さは1.5メートル前後。でかい。その半ばほどをデッキ後端のステアリング・スウィープ固定用部材に縛り付けてあるそうです。上下左右に動かさなければいけませんから、難しい継ぎ手を使うよりはいっそ紐で縛っちゃった方が早いでしょうね。そもそも古代ポリネシアに金属は無かった=継ぎ手は使わなかった、ですから。

 そのうちカーボンコンポジットで作ったステアリング・スウィープとか登場するのかな。でも折れる時は一気に行くだろうし、日光に弱いし、補修出来ないし・・・・・やはり木の方が正しいのかもしれない。