カカアコ再開発計画の受注企業決定

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 ハワイ先住民関係の施設を集め、アカカ法案が成立の暁には先住ハワイアン自治政府も入るというカカアコ・ウォーターフロント。先頃、アレクサンダー&ボールドウィンという会社が6億5000万ドルで受注したそうです。700億円以上の巨大事業ですな。

 既に紹介したように、施設内にはフラの為の劇場やポリネシアの伝統航海術の研修センターなどが建設されますが、さらにサーフィンの博物館なんかも出来るようです。こちらが完成したら、ポリネシア航海協会本部やホクレア号は、こっちに移って来るみたいですね。マリタイム・センターは手狭だもんなあ。ホクレア号関係の展示スペースもあまり取れないしね。

 また、カカアコ公園は将来的にはアラモアナ・ビーチパークとペデストリアンデッキで繋がるらしいです。巨大ショッピングモールも併設。一応、担当部署であるHawaiian Community Development Authorityは、ツーリスト向けではなく地元民向けの設備だとアナウンスしていますが、どう考えてもツーリスト意識してますよねえ(笑)。アラモアナ・ショッピングセンターに殺到している日本人ツーリストも多少はこちらに流れるんでしょうか。それでポリネシアの伝統航海に興味を持つ人が増えたら良い感じですね。

 えひめ丸の慰霊碑もカカアコにありますが、これもアクセスは良くなるんじゃないかな。