「one ocean, one people」

イメージ 1

 昨日のイベントの概要です。

 まず、一昨日の航海カヌー模型命名式にも来られたマウイのハラウが祈りを捧げ、それからリンダ・リングル州知事の挨拶。続いてナイノア氏が荒木さんと内野さんを伴って現れました。
 
 ナイノア氏はお二人を紹介(というか激賞)してから、詳しい話は二人に聞いてねと言って逃げ出します。そこで、まず荒木さんがヤップから糸満までの間に撮影したビデオをPCで見せながらの話。次に内野さんが航海の間に撮影された画像を見せながらの話。

 話の内容は入港日の記者会見とほぼ同じでしたが、時間があったぶんもう少し色々な話が聞けました。

 それが終わるとナイノア氏再登場。それでクルーやスタッフを例によって丁寧に紹介しながら長い挨拶(これで30分くらい予定より押したそうで・・・)。ナイノア氏の挨拶の後、クルーの皆さんで歌を。これは何の曲だかわからなかったですね。

 続いてブラッド・クーパー氏(元ハワイロアのクルー)の川崎のハラウによる古典フラ。ここで一旦休憩というか舞台設営の為の中休み。その後にティミ・ギリオム氏の妹さんのモダン・ハワイアンのコンサート。その後にもう一度マウイのハラウによる祈りで終わりかな。

 私が一番グッと来たのは荒木さんのお話。これは同行したアイヌ・アート・プロジェクトの方もおっしゃってましたね。荒木さんが凄いと思うのは、自分の未熟さを真っ直ぐに語れるところです。これは中々出来るもんじゃないですよ。航海中に自分がいかに弱音を吐いたかってことをズバッと言ってしまう。そこで話にグッと凄みが出る。

 何度荒木さんを実見しても私の評価は変わらないですね。今の荒木さんはオーラ出てます。今日が今の、ホクレア日本航海クルーとしての荒木さんのお話を聞けるラストチャンスですよ。