ぷかり桟橋の紙芝居とホクレア落語

 今日はぷかり桟橋で紙芝居屋さんが出たのだそうです。日本語を流ちょうに操るカマ・ヘレのクルー、サム・モナハンさんが古いホクレアの写真を持ってきて、ホクレアの歴史について乗船体験順番待ちの人たちにお話しされたとか。
 
 それで、例のゲリラ講演会なのですが、どのクルーがいつ、何の担当ということが前日の夜まで決まらないシステムになっているようで(これまでの寄港地ではシフト表みたいなものが予め存在していたんです)、まさに蓋を開けてみないと誰が捕まるかわからない状態。むむむ・・・・。でも、また昨日も荒木さんと連れションをしていて話したのですが、もっと一般の方とクルーが触れ合える機会が欲しいよねと。

 今のところ、木曜日にでもぷかり桟橋に行って、誰か捕まえられたら即席でお願いしてみようかなと思ってます。ただですね、別に私が居なくたって、暇そうな時に声をかければ基本的にクルーは色々な話を聞かせてくれるんですよ。私だってただの(妙に詳しい)通行人としか認識されていないと思います。実際そんなようなものだしね。ですから、ホクレアやそれ以外の航海カヌーなどについて、とにかくもっと知りたいと思ったら、思い切って声をかけてみるのが良いんじゃないでしょうか。

 それと、色々なクルーから聞かせていただいたお話をこのウェブログでご紹介しておりますけれども、基本的には諸事情で係留場所に行かれない方々に現地の雰囲気を少しでも味わっていただこうという考えからです。そのような目的もあって会話調の文体で書いております。が、実際の会話はもっとず~~~~っと長いですし、もっと色々な話題も出ています。特に興味深いところだけを抽出して落語風に再構成したと思っていただければと思います。

 もう一つ誤解していただきたくないのは、別に自分がクルーと親しいとかそういうことをひけらかしたくて、ああいったものを書いているのではないということです。親しくないっすよ、ええ。親しいっつったら内田さんや吉田さんや西村さん、あるいはハワイ州観光局のスタッフの方が1万倍も親しいです。私の名前を憶えてくれたのはブルース船長とかチャド・バイバイヤン船長、マイク・テイラー船長くらいで、賭けても良いですけど会長は私の名前憶えてないですよ。

 まあそんなわけで、あくまでもあれは馬の骨が創作したホクレア落語に過ぎないと思っていただければ幸いです。