ホクレアのクルーが玄海島を訪問する

　ホクレアのクルーが2005年3月の福岡沖地震で大きな被害を受けた玄海島を訪問するそうです。以下、西日本新聞9日付記事。

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　米国ハワイで復元された古代ポリネシアのカヌー「ホクレア号」の乗組員が１５日、２００５年３月の福岡沖地震で被災した玄界島（福岡市西区）を訪れる。復興事業が続く玄界島の住民を激励するのが目的で、交流行事も予定されている。

　星や月、太陽の位置から針路を決める伝統航海術の伝承を目的に復元されたホクレア号は、１２日までに福岡市に寄港の見込み。乗組員は約１０人で同日、同市西区の大型商業施設「マリノアシティ福岡」で歓迎セレモニーが催される。

　玄界島を訪れる乗組員たちは、島民の案内で復興状況を見て回り、小鷹神社で航海安全を祈願するという。地元の公民館で歓迎イベントもあり、玄界島民が和太鼓演奏などを披露。記念品として、玄界島の特産品の贈呈も検討されている。

　島民代表でつくる玄界島復興対策検討委員会の伊藤和義会長は「ハワイ島と玄界島の住民は大小の違いはあるが、互いに島に住んでいる。通じるものが何かあるはずで、心から歓迎して交流したい」と話している。