2006-10

王様たちのはなし

ハゲには嬉しい特典です

先代が武闘派だった話はしましたが、では三代目ガスパール・デ・グスマンは、「アラトリステ」1巻や2巻の時代には何者だったのでしょうか? 隊長がマドリの夜の闇の中に忽然と姿を現したのが1623年3月17日。この日、例のチャールズくんがマドリにや...
エディ・アイカウ

代理出産とライフガードの違いがよく分からない

今日の毎日新聞に、代理出産の是非を巡る二つの意見が掲載されていました。 一つは先日「母親が娘の代理母になった代理出産」を手がけた根津八紘医師。もう一つは柘植あづみという医療人類学の研究者。明治学院大教授。調べてみたら不妊治療の場をフィールド...
アオテアロア

オーストラリアのテレビ局が「テ・アウレレ」号を特集

マオリの航海カヌー「テ・アウレレ」号をオーストラリアのABCテレビが特集しました。 ナレーションとインタビューの文字起こしバージョンがテレビ局のサイトに上がっています。英語ですが。
教育

ピンチの後にチャンス有りかもしれないし

半年あまりの休眠から目を覚ました藤崎達也さんのウェブログがまた面白いです。 今回は「ニート」論。 NEETの概念はかなり多義的で、こと日本に限って言えば統計上「ニート」に分類される人々の中でも「仕事をする気がない人々(マスコミが煽り立ててい...
王様たちのはなし

オリバーレス伯爵(先代)の武勇伝

2巻では美味しいところを持っていったオリバーレス伯爵。3巻ではお休みですが、彼は結構面白いエピソードを抱えた人物なんですね。 もともとオリバーレス伯爵家というのはですね、当時のスペインでも最も強大な貴族の家であったメディナ・シドニア公爵家か...
アラトリステ

脚注は仕舞ってみる

ええと、「アラトリステ」に関するアンケートで、脚注が多すぎるのではないかという意見も出ているようですので、脚注の大半を書いている者として(個人的な)見解を述べておきます。 たしかに物語がすら~っと流れていくのを、ページ末の脚注は遮っているか...
観光

久しぶりに衝撃を受けていたのですが遅くなりました

燃える男と言えば藤崎達也さんなのですが、その藤崎さんがわざわざメールで「久しぶりにすごくブログを書きたくなったんで、今から書きます!」と予告してくださった記事があります。 これ。 私、読んだ瞬間からただごとではないと感じました。久しぶりに知...
日本について

熱くならない魂なんか燃えないゴミの日に出しとけよ

あれはバブルの頃でしたかね。スマートに生きる人間が格好いいなんて下らない価値観がメディアに出回ったのは。何だったんですかね、あれ。 私は航海カヌーの世界に足を踏み入れて以来、いや、それ以前から自分の研究のフィールドワークの中でも、熱く燃える...