2005-03

航海カヌー招致活

日本カヌー連盟が動く

今号の『Tarzan』を眺めていたら、面白い話がありました。 あの『ホクレア号について語ろう』を作った内田正洋さんの連載コラム「いざっ、カマ・ク・ラ」によれば、日本カヌー連盟という団体が、これまでの競技一辺倒から娯楽(そういうネーミングらし...
航海カヌー招致活

私たちに出来ること(part3:スターターセット)

さて、前回はホクレア号を呼ぶ際に私たちが作りうる組織の一つのモデルとして、ボトムアップ・モデルというのを提唱致しました。その要点は次の通りでした。・全てを統括する組織を作らない(中央の管理機能は最低限にする)。・お金をなるべく動かさない。・...
北太平洋

『ズニ族の謎』精読(第6章)

『ズニ族の謎』の6章は、血液型や身体形質の面からのズニの検討です。この章は、解説で訳者の吉田さんも「手堅い」と評しているように、これまでの議論よりも説得力があります。本の構成としたら、この部分を冒頭に持ってくる方が読者を引きつけられたと思い...
東南アジア島嶼部

「人類20万年!奇跡の旅」感想など

番組を見ての感想です。 まずは予想通り、フィリピンの漂海民がいっぱい映った! まあ現実の漂海民は米や燃料などを華人の商人を通して入手せざるを得ないとか、ダイナマイト漁で珊瑚礁を破壊する者も少なくないなど、必ずしも昔のままの生活を維持している...
東南アジア島嶼部

愛・地球博 特別企画 たけしの地球極限スペシャル 人類20万年!奇跡の旅

環境団体の批判で意義そのものが問われ始めている愛知万博ですが、関連企画としてこういうテレビ番組が放送されるそうです。「愛・地球博 特別企画 たけしの地球極限スペシャル 人類20万年!奇跡の旅2005年3月9日 水曜日21:00から▼出演者総...
ハワイ/ホクレア

移動する世界

2日連続で後藤明さんの本からネタを拾っています。 『海を渡ったモンゴロイド』の結語に、凄い事が書いてありました。「人間がどこかの土地に定着するというのは本当に基本的なありようなのだろうか」というような疑問です。 後藤さんは神話研究を長年やっ...
東南アジア島嶼部

漂海民文化と航海カヌー文化

昨日は病院の待合い室で半日潰しました。体のあちこちにガタが来ている私です。ある日突然更新が止まったら命運尽きたのだと理解してください。 さて、それだけ時間があれば本の一冊も読めるということで、昨日は後藤明さんの『海を渡ったモンゴロイド』をじ...
日本の海

企画展「東アジア中世海道」

歴博・民博がこういう展示をやるそうです。「東アジア中世海道-海商・港・沈没船- 世界の海は、それを共有する多くの国と地域を結びつけ、人、もの、文化、技術などの相互交流の場として、歴史の揺籃(ようらん)となり、原動力となってきました。この展示...