物書きの仕事

書評・読書記録

パミラ・カイル・クロスリー『グローバル・ヒストリーとは何か』(岩波書店 2012)を読みながら、ファンタジー世界における社会構造の変化について考えている

パミラ・カイル・クロスリー『グローバル・ヒストリーとは何か』(岩波書店 2012) 著者は中国近世史の研究者です。ダートマス大学の先生。 歴史学において、特定の国の歴史や、ヨーロッパ史とかアメリカ史のような大陸単位の歴史叙述ではなく、世界全...
物書きの仕事

目指せ日本ファンタジーノベル大賞の話をゼミ同窓会でしてきた

今日は2013年卒の教え子たちと品川でランチ会でした。 みんな卒業して6年。立派になりました。もうすっかり一人前の社会人。目を細めてしまいます。 そういえばセンセーは最近何してるんですかという話になったので、一度書いてみたかったから小説を書...
教育

【中学生向け】ふわっとしたお題で投げられた宿題の作文の書き方【脱・小並感】

表題の通りです。 ふわっとしたお題、例えば「将来の夢」だの「人権について」だの「生命保険について」だのといった、掴みどころの無いお題と分量だけで飛んできた作文を始末する技法を解説します。 【免責事項】 本稿で説明する技法は大学以降では得点能...
アート&デザイン

エブリスタのコンテストに小説を投稿しました

予告していた通り、エブリスタのこちらのコンテストに小説「兵站貴族」を投稿しました。 あらすじ 「帝国歴1550年1月。 アルソウム連合王国の1個連隊が同盟国への出動を命じられた。 行き先は海を越えたグディニャ君主国最大の海港都市、イグリム。...
アート&デザイン

【目指せ日本ファンタジーノベル大賞のその先を】教え子たちが見てる。

昨日は昼寝の後で4章を書き進めました。 一昨日、仕事や大学院の勉強で悩んでいた教え子にしたアドバイスの一つが 「毎日ちょっとずつでも、確実に積み上げるように」 というもの。 彼女が私に卒論指導されていたときは、とにかく期日までに指定されたも...
アート&デザイン

【目指せファンタジーノベル大賞のその先を】3万人と3万人が本気で戦ってほとんど死傷者が出ない会戦を書いた

『竜の居ない国』の前日譚。3章まで書き終わりました。 3章は『竜の居ない国』の20年前に連合王国の東の国境付近で起こった隣国との会戦の顛末を語る章です。 前日譚は軍隊の兵站のお話なので、実際の会戦はどんなものなのかを早い段階で描いておく必要...
物書きの仕事

小説執筆再開。

某社に提案中の新規コレクションのサンプル制作と発送が終わり、また少しまとまった時間が出来たので、小説の執筆を再開。 3章以降の大まかな流れはノートに書いてあって、ラストシーンも書き起こしてあるのですが、このままだとどうも物語が上手く転がらな...
働くこととキャリア

目指せ日本ファンタジーノベル大賞プロジェクトが完了したので、新規事業開発としての中間まとめ

昨日、原稿を簡易書留にて発送。 そして本日、配達確認。 これにてプロジェクト完了です。 プロジェクト着手が2019/3/5で、最終校正完了が2019/6/20。最後の半月はピアレビュー&フィードバックに使ったので、書いていたのは3ヶ月ぴった...