その他

その他

無と有のあいだ

今週の月曜日は、博士論文の主査をしてくださった森秀樹先生の退職記念講義を拝聴してきました。森先生は老荘思想がご専門の中国哲学者なので、今回の講義も老子の思想における「無」と「有」という二つの概念の扱いを、『老子』のテクストから考察するという...
その他

生きるために走る

10年くらい前だったと思いますが、私とある研究者とがネット上の掲示板で論争をしたことがあります。その時に、私の論争相手と一緒になって私を嘲笑していた方がおりました。その論争は「これ以上やっても不毛だ」と感じた私が黙る形で終わったのですが、論...
その他

新しいフレーム

先日、天寿を全うした愛車の後継となるロードレーサーが決まりました。  これ。  トラディショナルなクロモリフレームから、一気にフルカーボンのエアロフレームであります。今中大介さんの会社が輸入代理店になっておられますが、今回はフレーム以外の部...
その他

天寿

ロードレーサーのフレームが天寿を全うしました。  先週、檜原村に走りに行った時に多摩川サイクリングロードの穴ぼこにガツンと落ちた時だと思うんですが、トップチューブとダウンチューブが歪んでしまったんです。クローム・モリブデン鋼のフレームなので...
その他

秘められたる才能の大噴火

学生時代にはレポートを代筆して「優」を取って差し上げたこともある(もう時効だよな)19年来の親友が、この2ヶ月でその才能を大噴火させてしまいました。  8月に開催された「The North Face Ultra Trail de Mont-...
その他

梅の谷戸の記憶

1992年の早春のことだったはずです。私は練馬の光が丘あたりにアルバイトで出かけた帰り道、成増駅に向かっていました。雨の日だったと思います。もうそろそろ夜になろうかという時間帯でしたが、まだ辛うじて辺りの景色は見えていました。  私はバス通...
その他

時の狭間にはさまったままだった、「東京サイテー生活」の17年後

私が大学に入ったのは1990年の4月でした。当時、日本はバブル経済の真っ最中。この頃、東京地区のアルバイト情報誌『フロムA』の厚さは1センチくらいあったと思います。  その『フロムA』に連載されていた、かなり安直な企画の記事を単行本にしたの...
その他

松姫峠、鶴峠、そして甲武トンネル

先週もと一緒に、今日は山梨の峠を二つ走って来ました。  とはいえ、かげマルッさんと私では脚のレベルも身体のレベルも三つくらい違います。何たって彼は昨年ので総合32位入賞というトレイルランの猛者。体脂肪率6%。もともと体格も違えば肉襦袢も身に...