アラトリステ

翻訳作業

最重要文献

ところでみなさま、「アラトリステ」シリーズ翻訳で一番よく使う資料って何だと思いますか? 武器の資料? 違います。 スペイン史の概説書? 違います。 その手のものは大まかなとこは頭に入っていますし、より詳しいものは英語資料を当たることになるの...
翻訳作業

師匠、かっこ良すぎです!

今日、手話教室から帰ってきたらO内からFAXが入ってました。2巻の挿絵のサンプルなんですが、マラテスタ師匠が格好いいのなんの。私、一瞬、イエスの受難を描いた宗教画かと思いましたですよ。こっち表紙にしてくれれば良いのに。
王様たちのはなし

「日の沈まない帝国」のバランスシート

さて。 カルロス1世がカスティリア語を話す後継者をとりあえずは残したというお話でしたね。彼が引退したのは1656年。きっかけとなったのは「アウグスブルクの宗教和議」だったと言われます。 「アウグスブルクの宗教和議」。 なんだそれ? 大学入試...
翻訳作業

終わったがね

「アラトリステ」シリーズの間で、どうしてもこの本はやりたいということで作業を中断させてやっておりました本、昨日(とりあえず)翻訳完了しました。来週くらいからぼちぼち「アラトリステ」の作業に戻りたいと思います。 とりあえず16世紀末から17世...
アラトリステ

安請け合い

お世話になっております。驚くべきことに、『アラトリステ』、amazon売り上げランキングでここ最近、ず~~~っと4ケタ台をキープしとります。ありがたいことです。たまに1000番台に入ってるもんね。 そこで安請け合い。前日の23時(前後)に『...
翻訳作業

いい加減なやつら

我らがカピタン・アラトリステ。フランドルで歩兵をやる前はナポリ駐留のスペイン海軍の軍船に乗っていたこともある、というのは有名な話です。翻訳者の間では。それで、何やらヴィーゴ・モーテンセン主演の映画の方では、船の上でカピタンが暴れているシーン...
王様たちのはなし

マリア・アナ王女の生涯

マドリまでナンパに来たチャールズ1世とは結局結ばれなかったマリア・アナ王女ですが、その後の彼女はどうなったのでしょうか? 彼女はあの事件の8年後、1631年にハンガリーおよびボヘミア王のフェルディナントに嫁ぎました。この旦那が1636年に神...
翻訳作業

2巻のタイトル

アマゾンの「出版社からのコメント」で知ったのですが、2巻のタイトルは『異教の血』だそうです。原題を直訳すると「血の純粋性」とかそんなような感じになるのですが、原題直訳系の邦題はどう工夫しても語呂が悪いので、なんとかならんものかとボカネグラ神...