サトクリフ

評論

ローズマリー・サトクリフ『剣の歌』を読んだ

おはようございます。息子をおこしに行ったら布団を被ってクーラーをかけて寝ていたので、貴様ナメてるのかこの環境の敵がと蹴りを入れました。ナメてるのか。昨日はサトクリフの『剣の歌』(Sword Song, 1997) を読了しました。サトクリフ...
小説

ファンタジー小説におけるフェミニズムの系譜についての覚書

修士課程にいた頃に読んだ小谷真理『ファンタジーの冒険』(ちくま新書、1998)を久しぶりに読み返してみた。小谷によると現代に通じるファンタジー(近代以前の妖精譚や怪談ではなく、小説家の書いた作品としてのファンタジー)の萌芽は19世紀なかばの...
小説

サトクリフ『太陽の戦士』『運命の騎士』

まだ続いていたローズマリ・サトクリフを集中して読むキャンペーン今日は2冊まとめてご紹介Warrior Scarlet (1958) 邦題『太陽の戦士』Knight's Fee (1960) 邦題『運命の騎士』いままで紹介してきたのは、イタリ...
アート&デザイン

『辺境のオオカミ』(Frontier Wolf, 1980)

ローズマリー・サトクリフを集中的に読むキャンペーンローマン・ブリテン・シリーズで最後にご紹介するのは、イルカの紋章のアクイラ一族の物語で古い方から3番目。『銀の枝』の46年後である西暦342年から343年にかけてのお話。『ともしびをかかげて...
書評・読書記録

サトクリフ『銀の枝』も読んだ

ローズマリー・サトクリフを集中的に読むキャンペーン。いよいよゴールが見えてきました。今回ご紹介するのは、イルカの紋章を受け継ぐアクイラ一族の物語の、時代が古い方から二つ目。『銀の枝』(The Silver Branch, 1957)初代マー...
書評・読書記録

第九軍団のワシとアクイラ家

ローズマリー・サトクリフを集中的に読むキャンペーン『第九軍団のワシ』(The Eagle of the ninth)読む順番おかしくね? とか言わない!サトクリフのローマン・ブリテン大河シリーズの正伝1作目です。(外伝ではもっと前の時代の『...
書評・読書記録

ローズマリー・サトクリフ『落日の剣』

サトクリフを読むキャンペーン『落日の剣』(Sword at Sunset, 1963)1959年に発表された『ともしびをかかげて』と連続したお話です。5世紀中頃。前作ではケルト系のブリトン人の王として立ったアンブロシウスが侵入してくるサクソ...
書評・読書記録

ローズマリー・サトクリフ『ヴァイキングの誓い』

ローズマリー・サトクリフを読むキャンペーン『ヴァイキングの誓い』(2002年ほるぷ出版)原題は"Blood Feud"(血の恨み)です。1976年刊行。時代は9世紀後半で、サトクリフの本では珍しく、舞台はブリテン島からどんどん離れて行く仕立...