ケアラさんが、カウアイ島の航海カヌー「ナ・マホエ」の現状を教えてくれました。
「ナ・マホエ」はもう何年も前から建造されているのですが、完成はおそらく2009年の終わり頃になるそうです。船体は既に完成しており、結縛も済んでいるとか。マストやブーム、スパー(ブームとスパーは帆を直接取り付ける部材)も工作は終わっているけれど、まだ艤装段階に入っていないので船には取り付けていないとのこと。
現在は週に3日集まってステアリング・パドルの削り出しをやっているそうです。「ナ・マホエ」はホクレアより3メートル以上も長い船体を持っているので、ステアリング・パドルはホクレアと同じく3本になるそうです。ちなみに「マカリイ」や「アリンガノ・マイス」は1本。
処女航海はタヒチ往復というのが現在のプランで、2010年にホクレア、ハヴァイロア、マカリイ、ホクアラカイ、ナ・マホエの5艘で(!!!!!)タヒチまで行って帰って来る予定だそうですよ。ということはハヴァイロアの船体補修(分厚い塗装をかけて腐食しないようにすると以前に聞きました)が終わったら、また海に出すんですね。
ケアラさん、いつかはナ・マホエで日本に行くよとおっしゃっています。その時は、大島で自分が貰った大漁旗を掲げて行くと。大漁旗、人気ですよね。なんかホクレアやカマ・ヘレのクルーの間で争奪戦が展開されていたような印象があります。
と、ここで提案なんですが、有志で「ナ・マホエ」用の大漁旗を作ってカウアイに送ってみませんか? 既製品に「ナ・マホエ」と入れるだけなら15000円もあれば出来ちゃいますしね。5人集まったら1人3000円。15人なら1人1000円だ。幹事はやらせていただきますよ。「ホクアラカイ」のチャド・バイバイヤン船長のご住所も教えていただいたので、賛同者が沢山集まったら「ホクアラカイ」用の大漁旗を贈るのも面白いですね。
例えばこんな感じ。
パペエテ入港の際にはこれを掲げてくれと書き添えて(笑)。
追記:ケアラさん、周防大島の藤井さんの工房で会った女性のことは良く覚えているそうです。是非、連絡が欲しいとのこと。