ホクレア基金からまず200万円

 沖縄に行かれた龍村仁さんから、ナイノア氏に200万円分の目録が手渡されたそうです。

ようこそ!日本へ!! ホクレア基金をお渡しいたしました! | 地球交響曲 <ガイアシンフォニー> 公式ブログ
ナイノアと龍村仁      ホクレアクルー内野加奈子さんと龍村仁      右から ハワイ州観光局一倉さん、名嘉睦稔さん、ナイノ...

 これでナイノア氏やホクレアのクルーにも日本列島住民の熱い気持ちが伝わったと思います。このお金、きっと寄港地でもなければ実際にホクレアを見に行けるわけでも無い方だって出してくださったはずなんですよ。でないとこんな金額には絶対にならない。そこはポリネシア航海協会にもわかって欲しいですね。

 実は昨日からポリネシア航海協会の英語ウェブログでもようやく日付表示がハワイ時間と日本時間の併記になったので、かなり私は嬉しかったりします。私は実際にホクレアやカマ・ヘレに乗っておられるクルーや裏方として航海を現場で支えておられる方々を100%支持しますが、ことネット上でのコミュニケーションに限って言えば、ポリネシア航海協会には「俺達はこれを日本列島住民に何が何でも伝えたいんだよ!!」という燃え上がる思いを感じられませんでした。最初は度量衡もフィートとかポンドとかマイルしか使っていなかったし、時間だってハワイ時間だけ。トラッキング・マップだって英語のやつだけ(Tornos氏がボランティアで日本語トラッキング・マップを作って下さったのは本当に嬉しかったですね)。熱さが伝わってこなかった。

 それってどうなのよと思っていました。ええ、思っていましたとも。今でも教育プログラム関係の日本語話者への情報保証は全く足りないと思っていますが・・・・・。ですけれども、ホクレア基金であったり糸満での熱烈歓迎であったりが、いかに日本列島住民が彼らを待っていたかを、少なくとも現場の方々には伝えているはずです。日本列島住民は確かにホクレアにエールを送りました。だからポリネシア航海協会もね。寄港地の住人でもなければホクレアを見に行くことも出来ない方々にまで伝わるようなでっかいエールを、どこかで見せて欲しいです。一発、お前達のハートも見せてくれと。日本列島の隅々にまで見せつけてやってくれとね。思うのさ。

 引き続き目指せ500万円です!