評論

評論

尾身バッシングというビジネスモデル

尾身という人は医者の立場からはこう見える、こう考えるということを言っているだけだと思うのですが、まるで彼が新型コロナ対策の最高責任者で全権限を掌握しているみたいに考えている人が多いような気がします。全権限を掌握して対策を決定しているのはスガ...
コミュニケーション

トリックスターからジャックリーの乱へ

社会の不満をすくい上げて根拠のない誹謗中傷にしてツイッターにぶん投げることを繰り返していると、フォロワーさんも増えていって、場合によっては万単位のフォロワーが付くことがあるでしょう。そうした人々に本やグッズや有料メルマガや有料noteを売り...
アート&デザイン

バッシングしていいのは、バッシングされる覚悟があるヤツだけだ。

呉座勇一による北村紗衣の容姿侮辱に端を発した騒動は日文研による注意処分での決着を見ました(罪を憎んで人を憎まず、大事ですよ)。ここから派生して、電凸という言葉を巡るかなり不毛な戦いが巻き起こっていた(今もかな)わけですが、中高年男性研究者チ...
働くこととキャリア

IASPM1998金沢大会は遠くなりにけり

ちょうど私がDの院生だった頃って、ポピュラー音楽研究が一つの分野として認められつつあった頃で、1998年には金沢で私の所属研究室(三井徹研究室)が中心となって国際ポピュラー音楽学会の世界大会も開催されて、各大学にポピュラー音楽研究のポストが...
インターネット文化

日本語ツイッターにおける社会学バッシングの個人的総括

表題の件、炎上というにはあまりにも火力が弱くて、誇大広告になってしまうかもしれないが、とにかく何らかの騒ぎはあって、ブログのPVも一瞬は伸びた。頂いた反応は、ほぼ相互フォローの方を介して拝読したような形で、ほんの一部にしか目を通していないの...
インターネット文化

ごく一部(知る限りでは)の社会学者がアニメやゲームやマンガの女性表現を攻撃することについての私見

あまりにもこの手の炎上が後を絶たないので、最初に書いておきます自治体や官公庁でアニメ絵を使いたくなったら、まずは相談してください。私がディレクションして炎上を防止します。1案件10万円から。絶対安いよ。以下、私の考えを記録しておきます。途中...
小説

ついにはラノベ企画書用のテンプレをnoteで売る編集者まで現れたかうははは

小説の企画書のテンプレを一つ300円で売っている編集者というのを見かけたが、彼の勧める企画の作り方というのを読んでいるだけで「これ本編読まなくても企画書読んだらそれで充分なありがち小説が出来るやつだな」と思った。いつも不思議なのだが、ライト...
小説

物語の舞台としての「江戸時代」と「なーロッパ」とビートルズ

物語の舞台としての「江戸時代」と「なーロッパ」を一切受け付けない自分の趣味の理由を考えてみたが 「メジャーだから」 という以外に思いつかなかった。 だが、それだけでは面白くないのでもう少し考えてみたところ、江戸時代となーロッパの他にもう一つ...