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Let’s MOVE!

WordPressはなかなか詳細な分析機能をアドインで入れることが出来るのですが、昨日は「社会学」論系のブログ記事にいっぱいPVが来ておりました。とはいえ絶対的PV数とウェブショップへのリンククリック数は大したことなかったんですけど。 リフ...
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イエス・キリストを天才と呼ぶ人

広告代理店出身の人が書いた、イエス・キリストと堀江貴文を「天才」の例として挙げているブログを読んでしまった。 堀江が天才かどうかは論じるまでもないとして、イエスを天才と呼びうるのかについても、キリスト教における「イエス・キリスト」のことなの...
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カネカ炎上に見る「SNSを使わなさすぎるおじさんリスク」

カネカ、たった22日間の育休を取得した男性社員にパタハラかまして退職に追い込んで、行き掛けの駄賃に有給消化まで妨害した結果、SNSで炎上して時価総額50億円以上安くなったという顛末。 日経記事 バズフィード記事   うちの元社員かどうかわか...
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『薔薇の冠 銀の庭』は極めて真っ当かつ高品質な恋愛小説だった

1984年に久美沙織が集英社コバルト文庫にて発表した小説です。27年間「積読」状態だったものを昨日読了しました。 コバルト文庫は朝日ソノラマ文庫と並んで今日のライトノベルの源流とされるレーベルです。 たしかに若者視点の一人称饒舌叙述の技法を...
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ウェブマーケティングをしない小説家たち

過去に日本ファンタジーノベル大賞で入賞した作家たちのその後を調べると、驚くほどにウェブマーケティングに消極的であることがわかった。 小野不由美とか恩田陸とか鈴木光司みたいな、オウンドメディア・マーケティング不要な超売れっ子はともかくとして、...
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超自然的なものが出てこないファンタジー小説は可能か

『後宮小説』を久しぶりに読み返してみて確認したのだが、この作品には魔法や奇跡の類が一切出てこない。 比較的低い発生確率のイベントが幾つか連なって起こるくらい。 だが、これが日本ファンタジーノベル大賞の第1回を、圧倒的評価で勝ち取った小説なの...
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久美沙織によるラノベの定義に納得した

15年前に久美沙織がラノベの本質を的確に書いていて、やはりラノベはその時代のティーン文化にアタマのてっぺんまで浸かっている人間だけが書けるものだと確信した。   久美沙織はラノベの源流の一つ、コバルト文庫の看板作家だった人で、うちにも1冊あ...
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『何かが道をやってくる』と『トーマの心臓』

そういえばレイ・ブラッドベリもファンタジーの範疇に入る作家だった。読んだことがあるのは   『太陽の黄金の林檎』(The Golden Apple of the Sun, 1953) 『何かが道をやってくる』(Something wicke...