映画理解の一助としての原作読書ならば

 さすがに原作本もちょこっとだけ在庫が動き始めたようですね。アマゾンが5巻の取り扱いを開始したり(笑)。

 さて、映画の予習として、あるいは復習として取り敢えず読んでみようという方へのアドバイス。原作の既刊6巻(第6巻は未訳)のうち、映画に使われたエピソードが入っているのは・・・

1巻 (2人のイングランド人事件)
3巻 (ブレダ攻城戦と絵画「ブレダの開城」)
4巻 (密輸船ニクラースベルヘン号事件)
5巻 (主人公の女絡みのゴタゴタ)

となります。2巻も非常に面白いですけれども、急いで話をさらっておきたい向きにはまず1巻、次に4巻、続いて3巻、5巻と読んでいくのが良いかと思います。