「カピタン・アラトリステ」の世界 2006.07.06 「カピタン・アラトリステ」シリーズは、著者ペレス=レベルテの趣味を反映して、蘊蓄満載、しばしば話の本筋から離れて暴走を始めるという、なかなか楽しい作りになっています(それが魅力の一部でもあります)。そして、ヨーロッパ近代史の知識があると、このシリーズの読書の楽しさは数割り増しになると思います。 そこで、このページでは、「カピタン・アラトリステ」シリーズの読書のお伴として、ちょっとした背景知識をご紹介していきたいと思います。