26年前、ハワイで起こった奇跡

 アラトリステとは全く無関係ですが。

 今日、見本が届きました。発売日は10/4だそうです。

ウィル・クセルク『星の航海術をもとめて:ホクレア号の33日』(青土社)

 ホクレア号とは、今もハワイの海を走り続けている伝説の大型帆走カヌーです。何故伝説なのかということを語るには非常に時間がかかるのですが、一言で言えば「最初のハワイ人がどこから渡ってきたのかという世界史上の大きな謎を解き明かし、ハワイのみならずポリネシア各地の先住民に誇りと自信を与えた」ということになります。

 この本は、ホクレア号がハワイ人のルーツを解き明かした伝説の航海を記録したノンフィクションです。映画でもこれほどドラマティックではないだろうというくらいに劇的な、奇跡の物語です。ハワイに少しでも興味がある方には、是非お読みいただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

 ちなみにそのホクレア号は、来年4月から5月にかけて、日本各地を訪問することになっています。こちらの記事をご覧ください。