こんな記事が出ています。
ナイノア・トンプソン会長ご夫妻の双子のお子様のお話。
ご夫妻に双子が誕生したのが昨年11月22日。双子はナイノア、プアナと名付けられたのですが、実はナイノア君は生後32時間で緊急手術、更にその後に2回も手術を受けていたのだそうです。そしてご夫妻には、仮に手術が成功しても健康に育つのは難しいという悪夢のような告知があったと。あのナイノア氏が、これまでに経験したあらゆる航海よりも辛い時間だったと回想するくらいですから、ご夫妻の苦悩の深さは想像に難くありません。
ご自宅と思い出の品々の焼失に続きナイノアJr君にもしものことがあったとなると、これはあまりにも不条理です。
しかしながら、神が許してもハワイの人々はそんな不条理を許さなかったということでしょうか、ナイノアJr君は3度の手術の結果、主治医が「奇跡の子」と驚くほど順調に回復しており、生後3ヶ月で退院、生後6ヶ月で体重が増え始め、9ヶ月つまり今月には相棒のプアナちゃんの体重を超えたとか。
ところで、あのシャイな会長が何でこんなプライベートな話の公表に同意したかというと、もちろん長い葛藤はあったそうなんですが、ナイノアJr君の生還を可能にしたカピオラニ病院のスタッフへの感謝の意を表し、カピオラニ病院がハワイの宝であるという認識を広めたいからなんだそうです。
その気持ちわかりますね。私の息子も切迫早産の可能性があって、妻はず~っと稲城市立病院に入院してましたから。今でも私は稲城市立病院の分娩室こそ稲城市内で一番神聖な場所だと思ってますもん。
さて。上記リンクですがナイノアご夫妻とナイノアJr君、プアナちゃんの幸せそうな写真も見られますよ。