ホクレアの日本航海の縁で沖縄のハラウがオアフに招待される

琉球新報紙より

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【浦添】浦添市城間のフラ教室「ハラウ・フラ・カラカウア」(大田エコ指導者)のメンバー24人が、ハワイ・オアフ島で8日から開かれる「ワールド・インビテーショナル・フラフェスティバル」に県内から唯一出場する。日本から2チーム、計27チームが出場。各チームが3日間かけて歴史と伝統あふれるフラの「神髄」を表現する。
 同教室のメンバーたちは4月、糸満市に到着したハワイの古代式帆船「ホクレア号」の歓迎式で、フラを踊って歓迎。これに感激したナイノア・トンプソン船長が、フェスティバル関係者に伝えたことから、指導者の大田さんが同フェスティバルのパンフレットに歓迎式の様子を寄稿することになった。
 大田さんは、ホクレア号の歓迎を通して、ハワイと沖縄の交流の懸け橋になれたことを喜んでいる。同教室の12月の発表会には、トンプソン船長から教わったフラを披露する予定。
 メンバーたちがフェスティバルで踊るのは、リリオカラニ女王が汽車の旅をするのをイメージした古典の踊りと、マウイ島のピンクのバラを表現した創作ダンス。大田さんは「ただ踊るのではなく、言葉や衣装にも意味がある。歴史、文化の勉強も必要」と話す。
 メンバーの神谷友紀さんは「初めてなので不安もあるが、練習通り思い切り楽しく笑顔で踊りたい」と意気込みを語った。

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