小説 スリップストリーム文学短編戦線の絶望的戦況 一昨日は「阿波しらさぎ文学賞」の結果発表だったんだけど(注:私は不参加。その理由を説明するエントリである)、一次通過者とか最終審査まで上がった人とか、それなりに知り合いがいるのですよ。公募で上位に来る人ってある種の「常連」化するので、2年も... 2021.08.12 小説
書評・読書記録 山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』:ライト版『ノルウェイの森』 山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』読了。 とても短い小説だったので1時間もかからずに読めました。第41回文藝賞受賞作。私はいわゆる純文学はほとんど読まないので、それ系統のものを読む時にはいつも「なるほどこれが純文学か!」と唱えながら読ん... 2021.06.10 書評・読書記録
コミュニケーション 吉美駿一郎「盗まれた碑文」と古代マヤの「紙」を巡る格調高い心の交流覚書 昨日はなかなかツラい一日でした(涙) ことの発端は私がエブリスタでフォローさせていただいている数少ない、そして心より尊敬申し上げる作家さんの一人、吉美駿一郎さんが「ブンゲイファイトクラブ2の予選を通過しました。よかったら読んでください。「盗... 2020.10.29 コミュニケーション書評・読書記録評論
インターネット文化 印税収入が無くても書き続けられる人々が、次の時代の主役になるのではないかという予想 2018年の書籍の売り上げランキングを見ていたんだが、小説部門だと10位が田中芳樹の(あのどうしようもない駄作となった)アルスラーン戦記最終巻で、推定売上部数は109,161。 ビジネス書だと10位が(聞いたこともない)『 サラリーマンは3... 2020.06.15 インターネット文化物書きの仕事評論