WCT2005開幕戦を見ていてふと気になったのですが

 サーフィンのASP世界ツアーが始まったようで、昨日はスカパーで初戦ゴールドコーストの様子を眺めました。ツアーデビューの新人がいきなり決勝まで勝ち上がったのは驚きましたね。アンディ・アイアンズやケリー・スレーターはルールが変わっても強いな、とか。ブルースはまた兄弟対決で負けたのか、とか(でも2004年の新人賞だったんですねえ。THE EDDIEのタイトルがものを言ったのかな?)。

 もちろん、試合映像の合間合間に差し挟まれているお楽しみ映像(水着美女)も楽しく鑑賞したりしていたのですが、ふと気になったのが、黒人系の選手が全く見あたらないこと。運営スタッフの中には黒人系の方もおられたんですがね。

 で、よく考えてみたら、WCTの有名どころ選手ってほとんどがヨーロッパ系人種なんですよ。アジア系としてはハワイの先住民系選手がいるんですが。サニー・ガルシアなんかはそれっぽい顔立ちですけど、どうなんだろう? WCT以前の選手ですがアイカウ兄弟やタイガー・エスペリさんは明らかにアジア系ですね。

 しかし、何故、トップサーファーに黒人がいないのか?

 こんな記事を見つけたのですが
http://www.ufpress.jp/archives/000104.html

 そういえば、エディ・アイカウが先住ハワイアンとしてのアイデンティティに目覚めたのは、アパルトヘイト時代の南アフリカで酷い人種差別に遭遇したのがきっかけだったんですよね。サーフィンそのものはアジア系人種であるポリネシア人が生み出したスポーツなんですけど。

 まあ私はサーフィンは見るだけですけど、黒人のトップサーファーというのが居たら、さぞかし綺麗だと思うわけです。う~ん、なんかもったいないなあ。