Waka Moana Strikes back!

 1996年にもWaka Moana Symposiumと題した一大イベントを開催したオークランドのマリタイム・ミュージアムですが、以前ちょっとご紹介したように、マッシー大のケリー・ハウ教授をキュレーターに迎えた航海カヌーの企画展の話がかなり具体化しているようです。設営業者にも発注入っているらしい(愛知万博のニュー・ジーランド館もやっている会社だそうです)です。2005年末か来年かって話でしたが、どうやら来年、2006年になったみたいですね。それと、この企画展(仮称はWaka Moanaってそのまんまじゃないのさ)、ヨーロッパ、アジア、北アメリカを巡回するそうです。まだ確定じゃないですけど。まあ順当なら日本にもお立寄りいただけますわね。期待しておきましょうよ。

http://www.nzmaritime.org/

 あ、ヤフーブログ移転後の読者のみなさんには唐突かもしれませんが、このウェブログ・ウェブサイトはホクレア号応援と並行で、リモート・オセアニア(ポリネシア及びミクロネシア東部)の航海カヌー文化復興運動全体に注目して、その情報を紹介したり「語ったり」するコンセプトなんで、ハワイ以外にもアオテアロア(ニュー・ジーランドのマオリ語国名。これも正式名称です)やクック諸島、タヒチ、ミクロネシアあたりまでフォローしています。

 アオテアロアは熱いですよ。なんせマウ・ピアイルグ~ナイノア・トンプソン系とは別系統の伝統航海士も居ますからね。航海カヌーも既に2艘(通算で3艘作りましたが)建造して、さらに新造船の企画が2艘ほどあるみたいだし。

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