ホノルル・スター・ブレティン紙のガリー・クボタ記者(Gary Kubotaをブリテン風に訳しているのですが、もしかしたらゲイリーという発音なのかもしれません)の記事が出ました。
http://starbulletin.com/2007/02/20/news/story03.html
歓迎式典にはノート大統領をはじめとする150人ほどの市民が集まったとか。ここで少ないなとか文句を言ってはいけません。もともとハワイの人口がリモート・オセアニアでは異常に多いだけなんです。ホクレアとアリンガノ・マイスのクルーは2艘の航海カヌーの成り立ちと歴史を語るハカを披露したそうです(画像)。
さてセサリオさんがこんなことをおっしゃっています。
「とにかく親爺が生きているうちに船を届けなければいけない。(The main thing is to get it there while he's still around)」
ですねえ。
そういえば私の知人でマウ老師を尊敬しておられるある方は、とにかくチュークまで行ってアリンガノ・マイスの清掃でもなんでもやらしてもらうと言っておられました。その方はかつてカワイハエでアリンガノ・マイスのマスト周りの建造作業にも加わった方なんですが、やはり納品前にはもう一度船を綺麗に磨き上げたいんでしょうね。
関係無いですが、ポリネシア航海協会の英語ウェブログに「マウ・セサリオ・スウェラルー」と出た件は研究者の間でも話題になってます。「あれはどういうことなんだ?」というメールが回って来ました。