2017-05

インターネット文化

近江龍一他「「ドメインにより意味が変化する単語に着目した 猥褻な表現のフィルタリング 」感想

近江龍一氏を筆頭著者とする、第31回人工知能学会全国大会の報告論文「ドメインにより意味が変化する単語に着目した 猥褻な表現のフィルタリング Study of Harmful Expressions Filtering Focusing on...
インターネット文化

Pixiv論文事件はそろそろPixivの社長が出て来て話をすべき段階と思います

風邪でグラグラするアタマでここ数日、AI研究の修士課程1年がPixivのR18テクストを分析に使って炎上した事件を追い続けていました。議論自体は「法的にグレーゾーン、研究倫理上も問題ある」派(人文系、左翼系の人)から、「研究倫理上も問題無し...
インターネット文化

Pixiv作品を研究したいなら、Pixivアカウントから同人誌販売サイトに飛んでお金払って買えば良いのだ。

表題の件、感情的で事実確認を疎かにした反発やバッシングはスルーしておくとして、それなりによく練られた整理はこの辺りですが立命館pixiv論文問題Q&A立命館大学の研究者による「pixiv論文」の論点とは──“晒し上げ”批判はどれほど妥当なの...
大学の講義関連

女は立教

金曜日は諸事情あって会社を辞め、シリコンバレーに居を移す教え子の送別会でした。新卒3年目の昨年にはIT関連のBD部門でトップの営業成績をあげ、今年は更にその倍以上の速度で数字を積み上げてきたとか。すごい。心の底から尊敬。何でそんな開眼したん...
大学の講義関連

吉見俊哉『大学とは何か』の結論にヒザかっくん

吉見俊哉『大学とは何か』(岩波新書、2011年)読了しました。大学という制度の歴史を数多くの文献からコンパクトにまとめたという点は大変良いと思います。しかし後半に進むにつれていつもの吉見カルスタ節が濃厚になり、ページをめくる速度が落ちました...
アート&デザイン

「新・音のない世界で」という映画の残念さ

(とある雑誌に依頼されて書いたら、色々な理由を付けてボツにされた文章です。もったいないので残しておきます) 今回依頼されたのは、映画「音のない世界で(原題:Le Pays des sourds, 1992年フランス、ニコラス・フィリベール監...
教育

教師としてあり得ない。

小学校5年生の息子は算数は進度別で一番早いクラスだそうですが、担当教員に質問をすると馬鹿馬鹿しいから答えないと言われて解説してもらえないのだそうです。もう慣れたそうですが。 年配の女性で算数の時間だけ現れるそうですが、教師として最低な奴です...
働くこととキャリア

学校のブラック労働改善は、まず電話受付を17時30分で打ち切って自動応答に切り替えるところから。

教師の長時間労働がようやく大問題になっています。私も息子の小学校の教師には苦言を呈すことが少なくないわけですが、彼・彼女らの指導技術の稚拙な部分を改善してもらうためには、他の、もっとどうでも良い業務をまず削る必要があるので、そういう意味でも...