ファンタジー小説

インターネット文化

印税収入が無くても書き続けられる人々が、次の時代の主役になるのではないかという予想

2018年の書籍の売り上げランキングを見ていたんだが、小説部門だと10位が田中芳樹の(あのどうしようもない駄作となった)アルスラーン戦記最終巻で、推定売上部数は109,161。ビジネス書だと10位が(聞いたこともない)『 サラリーマンは30...
エディ・アイカウ

図書館ファンタジー小説への疑問あるいは異議

小説のサブジャンルとして図書館ものというジャンルがある、という主張には同意していただけるかと思います。『図書館戦争』というのは未読ですが、『図書館の魔女』は途中までは読みました。外国の有名どころなら何と言っても『薔薇の名前』。中島敦にも『文...
アート&デザイン

今からでも最終章に間に合う「兵站貴族(後に「アルソウムの双剣4:兵站の王」に改題」ここまでのあらすじまとめ

注:この小説は現在はノベルアップ+で公開されていますエブリスタで連載中の長編戦記小説「兵站貴族」が存外に好評です。エブリスタの「次に読みたいファンタジー 宮廷・王族・継承」でも入賞してしまいましたし、本棚に追加してくださる方もコンスタントに...
書評・読書記録

涼元悠一『青猫の街』書評

今日はキャンプ用折りたたみ椅子を2脚、本革に張り替えて、少し昼寝をして、本を1冊読みました。涼元悠一『青猫の街』(新潮社、1998)1998年の日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞受賞作です。この年の大賞は山之口洋の『オルガニスト』。当時は今...
インターネット文化

国産ファンタジーに頻出する「常備軍としての騎士団」という矛盾がちょっとつらい

国産ファンタジーに頻出するのが、常備軍としての騎士団という存在だ。まいどまいど俎上に載せて申し訳ないが、「グイン・サーガ」でも多くの国家が首都に常備軍としての騎士団を駐屯させている。近年のウェブ小説でも、常備軍としての騎士団という組織は見つ...
小説

ファンタジー小説におけるフェミニズムの系譜についての覚書

修士課程にいた頃に読んだ小谷真理『ファンタジーの冒険』(ちくま新書、1998)を久しぶりに読み返してみた。小谷によると現代に通じるファンタジー(近代以前の妖精譚や怪談ではなく、小説家の書いた作品としてのファンタジー)の萌芽は19世紀なかばの...
小説

異世界シャワーとファンタジーにおける社会科学的諸問題

ラノベを書こうと思って色々と調べているうちに、「異世界シャワー問題」という議論が2年ほど前に勃発していたという話を見つけた。異世界転生ものは東アジアのウェブ小説やラノベでは圧倒的な主流ジャンルらしいのだが、その手法で書かれたラノベが早川書房...