書評・読書記録

清水克行・高野秀行『世界の辺境とハードボイルド室町時代』を読んで、清水も頑張ってるなあとしみじみした

立教大学文学部史学科の同期の清水克行くんの本を初めて読みました。彼は同じクラスだったので、2年生まではよく遊んでたんですよ。立教の文学部は女子のが圧倒的に多いので、男というだけで親近感が湧くんです。ちなみに、文中で何度か彼が学生時代にパキス...
書評・読書記録

天才軍師は何故失敗するのか

高田大介『図書館の魔女』を下巻まで読んだ。軍事関係の設定は荒唐無稽の極みに思える。第二次大戦の東部戦線のイメージで13世紀ヨーロッパの重装騎兵偏重戦術を描いているような。軍船に火砲が搭載されているのに野戦に砲兵が出ないとか(三兵戦術について...
書評・読書記録

高田大介『図書館の魔女』1巻書評

友人から、加藤さんの書く小説に似ているので読んでみてと言われて、高田大介の『図書館の魔女』を手に取った。 最初に結論を書くと、なかなか頑張って書かれているファンタジー小説。良い商品だと思う。多くの人が楽しく読める小説。メフィスト賞受賞は伊達...
書評・読書記録

ブレイディみかこの多様性論に首をひねる

ブレイディみかこ、想像以上に不思議なことを言う人だった。UKは歴史的に社会階層によって文化が凄まじく違うから、階級の問題が多様性をいかに社会として包含していくかという議論にすっと結びつくんだろうけれど(そこから英国流カルチュラル・スタディー...
アート&デザイン

ニール・カーター先生のUFO復帰

今書いている小説の後半のイメージがゲイリー・ムーアの1986年のアルバム"Wild Frontier"なので、昨日久しぶりにタイトル曲で検索したら(CDもLPも所有してます念の為)、2010年のゲイリー・ムーアのライブの動画が出てきた。20...
評論

ヘイト本売ってる人は、ゲス商売で稼いでますすいませんって素直に言えば良いのに

人身売買というのは、現代の人類社会では弁護の余地が無い絶対悪と言って良いと思っています。(だから自分の小説でも、こいつは弁護の余地無く悪いやつだというキャラを出す必要があったときに、人身売買をやっている人たちを出しました)人身売買に加担すれ...
教育

非定型発達でも安心の教育方針

昨日は東海高校42回卒の卒業30周年同窓会でした。アラフィフ同窓会、健康の話題はまだ出ませんでした。それよりも話題として多かったのは、子供の教育のこと。 定型発達で順調に進学校で上位キープで進んでいる子よりも、そうでない子の方がやはり気にな...
ミクロネシア

分担執筆した文化人類学の本が出ました。

分担執筆した文化人類学の本が出ました。石森大知・丹羽典生編著『ヒストリー・太平洋諸島の歴史を知るための60章』(明石書店・2019)。お声掛けいただきありがとうございました。